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Arduinoプロジェクトのルーブリック:評価表、提出シート、ポートフォリオ

先生向けのArduinoプロジェクト用ルーブリックです。6つの観点と4段階のレベル、配点、提出シート、5分間の机上チェックリスト、自己評価・相互評価、ポートフォリオを紹介します。

Arduinoのプロジェクトを「動くかどうか」だけで評価すると、友だちのコードを写した生徒と、回路を3回組み直して自分でバグを見つけた生徒に同じ点をつけることになりかねません。より公平なArduinoプロジェクトのルーブリックは、5つの視点で見ます。回路(正しく、きれいに組めているか)、コード(生徒が意図して何かを変更できるか)、理解(先生が選んだ行を説明できるか)、デバッグの過程(動かなかったときに何をしたか)、そして記録と発表(自分のしたことを示せるか)です。回路、コード、記録は成果物を測り、理解とデバッグは過程を測ります。成績の半分以上が過程から決まるようになると、生徒は間違いを隠すのをやめ、説明するようになります。

この記事は、明日の授業にそのまま持っていけるテンプレート集です。6観点・4段階のメインのルーブリック、配点、1枚のプロジェクト提出シート、40分の提出授業、5分間の机上チェックリスト、自己評価と相互評価のシート、学期のポートフォリオ、そして1人の生徒の成績をステップごとに計算した例を収めています。例では、24人のクラスが3人ずつのグループで取り組む架空の場面を想定しています。毎週の授業で手早く観察するための3段階の短い表が欲しい場合は、8週間のロボットプログラミング授業計画のルーブリックを使ってください。以下のセットは、プロジェクトの最後につける成績のためのものです。

Arduinoの授業で回路を組むのに使うブレッドボード
回路の観点はブレッドボードから始まります。共通のGNDライン、各LEDの向き、すべてのLEDの手前にある抵抗は、30秒で確認できます。

なぜ「動くかどうか」だけでは足りないのか:5つの視点

Arduinoのプロジェクトでは、成果物と学びがいつも同じところにあるとは限りません。LEDが順番に点灯する信号機は、生徒がコードを一度も読まずに書き込んだだけかもしれません。一度も点灯しない常夜灯は、生徒がシリアルモニタでセンサーの値を測り、しきい値の選び方がまずかったことを突き止めた試みかもしれません。それこそが、その授業で学ぶべきことです。だからこそ、ルーブリックを2つのグループに分けると役立ちます。成果物の側では、回路、コード、提出された書類を見ます。その証拠は机の上、紙の上、写真の中にあります。過程の側では、生徒の説明の仕方と、バグを探すときにたどる道筋を見ます。これは質問し、観察して初めてわかります。下の表は、各視点で何を見るか、そして証拠がどこから得られるかをまとめたものです。

視点何を見るか?証拠はどこから得るか?成果物/過程
回路接続が回路図と一致しているか、GNDが共通か、LEDに抵抗がついているか、配線をたどれるか机の上の回路、真上から撮った写真成果物
コードコンパイルできるか、生徒が少なくとも1つの値を意図して変更したかボードに書き込まれたコード、シートの「自分が変更したコードの部分」成果物
理解先生が選んだ行を説明し、それを変えると何が起きるかを言えるか「この行は何をする?」の質問、口頭での確認過程
デバッグ動かないときに順序立てて確認しているか、バグと修正を記録しているかバグ記録、先生の観察メモ過程
記録と発表提出シートがそろっているか、自分のしたことを2〜3分で説明できるか提出シート、写真と動画、短い発表成果物

メインのルーブリック:6つの観点、4段階のレベル、配点

5つの視点に、6つ目の観点として作業態度・安全・チームワークを加えました。グループで進めるArduinoの授業では、USBケーブルを挿したままワイヤーを差し替えたり、自分の役割を放り出して離れてしまったりすることも学びの一部です。どのレベルも観察できる行動として書かれています。「よく理解している」のようなあいまいな表現ではなく、「選んだ行を正しく説明し、それを変えると何が起きるかを言える」のように、机のそばで見て取れる内容です。あるセルの行動を一度確認できれば、その生徒をそのレベルに位置づけるのに十分です。2つのレベルで迷ったら、低いほうを短いメモとともに記録してください。次のプロジェクトで最初に確認するポイントになります。

観点(配点)1 – 初歩2 – 発展途上3 – 到達4 – 熟達
回路の組み立て(20%)回路図があっても助けなしでは組めない。LEDが逆向き、または抵抗がなく、ワイヤーが違う列に挿さっている回路図を見て組み立て、指摘されれば1〜2か所の配線ミスを直せる回路図を見てミスなく組み立て、意味のある色分けでワイヤーを使う(赤は5V、黒はGND)きれいに組み立て、すべての接続の理由を説明できる。部品を別のピンに移し、それに合わせてコードを変更できる
コードと変更(15%)コードを書き込むが何も変更しない、または変更するとコンパイルできない数値(遅延時間、しきい値)を変更し、結果を確認する課題で求められた変更を行い、コードがコンパイルされて期待どおりに動く新しい動作(2つ目のLED、新しい条件)を加え、変数にわかりやすい名前をつけ、コメントを書く
理解と説明(25%)「この行は何をする?」に答えられない行を読み、何のための行かをあいまいに言う(「LEDに関係する何か」)選んだ行を正しく説明し、それを変えると何が起きるかを言えるプログラム全体を順に説明し、setup()とloop()の違いや、条件が必要な理由を説明できる
デバッグの過程(20%)動かないと待っているだけか、すべてばらして最初からやり直す助けを借りて1つずつ確認する。バグは見つけるが、どうやって見つけたかを言えない順序立てて確認し(電源、配線、ピン、コード、シリアルモニタ)、バグを記録に書く仮説を立てて1回に1つだけ変更し、見つけたバグをほかのグループに説明する
記録と発表(10%)提出シートがほぼ空欄で、写真がないシートは記入してあるが、接続表かバグの欄が抜けているシートがそろい、写真が鮮明で、自分のしたことを2〜3分で説明できる接続表を自分で作り、変更前と変更後のコードを示し、質問に答えられる
作業態度、安全、チームワーク(10%)USBを挿したまま回路を変更する。自分の役割を放り出す声をかけられるとUSBを抜く。役割の一部をこなすルールを守り、役割を果たし、机を片付ける役割を交代し、ほかのグループを手伝い、ショートの危険に気づいてまわりに知らせる

配点には意図があります。成績の45%は成果物(回路、コード、記録)から、55%は過程(理解、デバッグ、作業態度)から決まります。理解の配点が最も大きいのは、コードを簡単に写せる授業では、生徒自身の説明こそが本当に学んだことを示す最も確かなしるしだからです。最初のころのプロジェクトでは、回路の組み立てを25%に上げ、コードを10%に下げてもかまいません。初めの数週間は、生徒はたいてい既成のコードを書き込むだけだからです。学期の後半になり、2つのプロジェクトを組み合わせたり自分で動作を加えたりし始めたら、コードを20%に上げ、回路を15%に下げるほうが理にかなっています。合計は100のままにして、プロジェクトを始める前に配点を生徒に伝えてください。何で点が取れるかを知っている生徒は、提出シートもより丁寧に書きます。

毎回の授業でルーブリック全体を使う必要はありません。毎週の授業では1つの観点に絞り(今週はデバッグだけ、来週は理解だけ)、名簿の生徒名の横にレベルの数字を書き込みます。プロジェクトが終わるころには、こうした小さな観察がそのまま証拠になり、提出日に24人の生徒を6つの観点で一から評価する必要がなくなります。

プロジェクト提出シートのテンプレート

提出シートは1枚で、グループがプロジェクトを見せる前に記入します。立派なレポートを作るためのものではなく、ルーブリックの証拠を1か所に集めるためのものです。部品リストと接続表は回路の観点を、変更した行はコードを、バグとその修正はデバッグを、写真と動画は記録を裏づけます。最後の行の「この行は何をする?」は、先生が自分で記入します。下の例は、BlueGraysの無料プロジェクトLDRで作る常夜灯を作った架空のグループのシートです。部品リストはプロジェクトの必要な部品セクションから、接続は回路図から取っています。テンプレートとしてコピーするときは、3列目を消してください。

項目生徒が書くこと例:LDRで作る常夜灯
プロジェクト名と番号アプリでの名前とプロジェクト番号LDRで作る常夜灯、プロジェクト#12
ボード使ったボードとケーブルArduino Uno、USB A-Bケーブル
グループと役割名前。組み立て係、確認係、読み上げ係Ada:組み立て係、Leo:確認係、Sam:読み上げ係
部品リスト部品と数量LDR 1個、LED 1個、330 Ωと10 kΩの抵抗を1本ずつ、ブレッドボード、ジャンパーワイヤー5本
接続表部品の足 → ArduinoのピンLDR:5VとA0、10 kΩ:A0とGND、LEDの長い足:330 Ωを通してD13へ、LEDの短い足:GND
自分が変更したコードの部分その行の変更前と変更後if (value < 50) → if (value < 300)(しきい値の変更)
変更の結果何を観察したか?LDRを手で覆うとLEDが点灯するようになった
遭遇したバグ症状LEDがまったく点灯しなかった
見つけ方と直し方試したことを順番にLEDの向きを逆にしたが変化なし。コードにSerial.begin(9600)とSerial.println(value)を追加。値は教室で約400、手で覆うと200で、しきい値の50は低すぎた
写真と動画ファイル名12-night-light-group3.jpg、15秒の動画
どのプロジェクトから始めたか?元にしたプロジェクトBlueGrays、LDRで作る常夜灯
この行は何をする?(先生が記入)メンバーごとに別の行Ada:value = analogRead(A0); Leo:digitalWrite(13, HIGH); Sam:if (value < 300)

「この行は何をする?」という質問の強みは、写したコードであっても、生徒が本当に理解していることが見える点です。グループのメンバーごとに別の行を選び、答えをシートの最後の行に書き込みます。よい行とは、プログラムの動きを変える行です。たとえばpinMode()、analogRead()やdigitalRead()、ifの条件、delay()です。波かっこや空行は選ばないでください。質問は2段階で行います。まず「この行は何をする?」、次に「この行の13を12に変えたらどうなる?」と聞きます。2つ目の質問に正しく答えられた生徒は理解が3、プログラム全体を順に説明できる生徒は4になります。既成のプロジェクトで行を選ぶときは、プロジェクトのコードを理解タブにあるステップごとの解説が、プログラムの中心となる行へすぐに案内してくれます。生徒の目線でこのタブを読む方法は、「コードを理解」と「自分で試す」で解説しています。

提出授業:40分で8グループを評価する

時間先生グループ
授業前印刷物を用意する:グループごとに提出シート1枚とチェックリスト1枚、生徒ごとに自己評価シート1枚と相互評価シート1枚。24人・8グループなら合計64枚で、これにルーブリックの名簿1枚プロジェクトを仕上げ、回路の写真と10〜20秒の動画を撮る
0〜5分提出の順番を黒板に書き、チェックリストとルーブリックのシートを準備する最後にもう一度回路を確認し、提出シートを仕上げる
5〜37分各グループの机を順に回り、1グループ約4分:チェックリストと、メンバー全員への「この行は何をする?」(8グループ × 4分)待っているグループは、まず自己評価シートを記入し、次に隣の机のプロジェクトを試して相互評価シートを書く
37〜40分シートを回収し、ルーブリックの未記入のレベルを埋めるUSBを抜き、部品を数えて箱に戻し、机を片付ける
終わりに出口で2つのまとめの質問をし、答えを紙で集める生徒がそれぞれ「このプロジェクトでいちばん学んだことは?」と「次のプロジェクトで最初に確認することは?」の答えを書く

5分間の机上チェックリスト

このリストをA4に印刷し、1グループに1部使います。順番には意図があります。まず電源と回路、次にコード、口頭の質問は最後です。プロジェクトが動かなくても途中でやめないでください。残りの項目が、デバッグの観点の証拠を集めてくれます。1グループにかける時間は最大5分です。何回か提出を経験すると、ほとんどのチェックは4分で終わります。

  • 電源:ボードがUSBで給電され、電源LEDが点灯している。
  • 共通GND:ブレッドボードのマイナスのラインがArduinoのGNDピンにつながっていて、センサーとLEDが同じラインにある。
  • 部品:LEDの向きが正しく(長い足がプラス側)、すべてのLEDの手前に抵抗があり、抵抗値がシートと一致している。
  • 回路図との照合:使っているピンが、提出シートの接続表と完全に一致している。
  • コード:ボードのコードに、シートに書かれた変更が含まれている。確信が持てない場合は、グループにもう一度書き込んでもらう。
  • 動作:プロジェクトが想定どおりに動く。動かない場合は、グループがその理由か、今どのステップを試しているかを説明できる。
  • 変更をその場で見せる:グループが変更した値を元に戻し、違いを見せる。
  • この行は何をする?メンバーそれぞれが別の行について質問され、答えがシートに書かれている。
  • バグ記録:このプロジェクトについて少なくとも1件の記録がある(症状、試したこと、修正)。
  • 証拠:真上から撮った鮮明な回路の写真と、動いている様子の10〜20秒の動画がある。
チェック中は、USBがつながったままワイヤーを抜き差ししないでください。まずUSBを抜き、変更してから挿し直します。ボードや部品が熱くなったり焦げたにおいがしたりしたら、すぐにUSBを抜き、5VとGNDが直接つながっていないか確認してください。安全のためにUSBを抜くグループを見かけたら、作業態度のプラス点として記録します。回路を止めることは減点ではなく、正しい判断です。ワイヤーの断線が疑われるときは、テスターの使い方で説明したテスターの導通ブザーを使ってください。

自己評価シート

自己評価シートは、生徒が自分の学びを言葉にする助けになり、先生にとってはルーブリックと比べられるもう1つの視点になります。グループのシートではなく、生徒が1人ずつ記入します。最も大事なのは最後の列です。「はい」にチェックを入れた生徒には、証拠を1つ書いてもらってください。自己評価は成績には入りませんが、先生がつけたレベルと生徒のチェックが2段階離れていたら、その生徒と1分間話すよいきっかけになります。生徒が自分を過小評価していることもあれば、先生が見逃した場面を覚えていることもあります。

項目まだ一部はい自分の証拠
回路図を見て、自分で回路を組めた( )( )( )
コードの値を意図して変更し、結果を事前に予想した( )( )( )
プロジェクトの重要な行が何をするかを、クラスメートに説明できる( )( )( )
バグが出たとき、自分がしたことを順番に書き出せる( )( )( )
グループで自分の役割を果たし、クラスメートを手伝った( )( )( )
次のプロジェクトでもっとうまくやりたいこと1つ–––1文で書く

相互評価シート

相互評価シートは、グループ同士がお互いのプロジェクトを試しているあいだに記入します。最初にルールを決めておきましょう。点数はつけず、観察と提案だけを書きます。生徒がクラスメートを採点するのは公平でもなく、教室の雰囲気にもよくありませんが、「よかった点2つ、提案1つ」という形式なら、役に立つフィードバックの伝え方を学べます。必要なら、生徒が書いた提案の質をチームワークの観点の証拠として使うこともできます。記入済みのシートは、プロジェクトの持ち主のグループに返してください。それがポートフォリオに入る1部になります。

質問回答
どのグループのプロジェクトを見ましたか?グループ番号とプロジェクト名
プロジェクトは動きましたか?何が見えましたか?1文で
グループはどれかの行を説明してくれましたか?どの行ですか?その行を書く
よかった点その1…
よかった点その2…
提案を1つ「もし…すれば、…になると思う」の形で
自分のプロジェクトで試してみたいアイデア…

ポートフォリオ:学期を通して集めるもの

ポートフォリオが語るのは、1つのプロジェクトではなく学期全体の物語です。ある生徒の最初のLEDプロジェクトの提出シートと、最後のプロジェクトのシートを並べると、どんな数字よりもはっきりと成長が見えます。紙でもデジタルでもかまいません。大切なのは、どのプロジェクトでも同じ項目を同じ名前のつけ方で追加することです。デジタルのポートフォリオなら、学校ですでに使っているクラウドフォルダや学習プラットフォームで十分です。生徒ごとに1つのフォルダ、プロジェクトごとに1つのサブフォルダを作り、ファイル名はプロジェクト番号、プロジェクト名、バージョンの順で始めます。紙のポートフォリオなら、プロジェクトごとに仕切りを入れたリングファイルで十分です。

項目いつ追加するか?紙のファイルではデジタルのフォルダでは
提出シート各プロジェクトの終わり記入済みのシートシートの写真、または記入できる文書ファイル
回路の写真回路が動いたとき印刷した写真、または手描きの図配線が読み取れる真上からの写真
短い動画プロジェクトが動いたとき動画の静止画10〜20秒の動画
コードのバージョン変更するたびに変更した行に印をつけた印刷物project_v1.ino(元のコード)、project_v2.ino(変更後)
バグ記録バグが出るたびにノートの専用ページ1つの表に、バグ1件につき1行
自己評価各プロジェクトの終わりシートシートの写真
相互評価のフィードバック提出授業のとき相互評価シートシートの写真
学期末の振り返り学期の最終週1ページ1ページ、または1分間の音声録音

ポートフォリオで最も価値があるのはバグ記録です。デバッグの観点の証拠がそこにあるからです。各行は6つの問いに答えます。日付とプロジェクト、症状(何が起きたか)、最初の推測、試したこと(順番に)、本当の原因、次回どうするか、です。記入例:「11月12日、LDRで作る常夜灯。LEDがまったく点灯しない。推測:LEDが逆向き。LEDの向きを逆にしたが変化なし、値をシリアルモニタに表示した。本当の原因:教室の明るさに対してしきい値50は低すぎた。次回は最初にセンサーの値を測る。」学期を通して10〜15行たまった記録を見ると、その生徒がもうしなくなった間違いがわかります。コンパイルエラーも記録させましょう。よくあるエラーはArduinoのコンパイルエラーで調べられ、センサーの値の読み方はシリアルモニタの使い方で学べます。

アプリのデータ:BlueGraysでわかること、わからないこと

生徒が自分のスマホでBlueGraysを使っている場合、アプリのいくつかの機能は、評価に役立つ小さな証拠になります。どれにも共通するのは、生徒が自分の画面で先生に見せる情報だという点です。アプリが先生に別途送ることはありません。ですから、それだけで成績をつけるのではなく、会話のきっかけになり、ポートフォリオを補う証拠として使ってください。

  • 作りました:生徒はプロジェクトを終えるとプロジェクトページのこのタイルをタップし、プロジェクトはマイ工房 > 完了したプロジェクトに入ります。ポートフォリオを確認するときにこのリストを開いてもらえば、学期中に作ったプロジェクトのすばやい索引になります。印をつけるのはワンタップなので、これは証明ではなく自己申告です。リストにある各プロジェクトについて、ポートフォリオに提出シートか写真があるかを確認してください。
  • 「自分で試す」を使った口頭チェック:プロジェクトのコードを理解タブの最後にある自分で試すの課題は、「この行は何をする?」の一歩先にあります。課題を読み上げ、スマホを見ずに、どの行をどう変えるかを生徒に言ってもらいます。そのあとで実際に変更して書き込ませます。ヒントや解答を表示を使ったかどうかは正直に言うと、最初に約束しておきましょう。ヒントを使って解けたら理解は3、ヒントなしで解いて理由を説明できたら4とすることができます。
  • 「困ったときは」と「トラブルシューティング」:「コードを理解」の困ったときはセクションや、プロジェクトにある場合はトラブルシューティングのリストを使って問題を解決していくグループは、デバッグの方法を身につけていることを示しています。どの項目がバグを見つけるのに役立ったかを聞き、バグ記録に書かせてください。
  • 今日のクイズとマイレベル:毎日変わる問題セット、XP、そしてA1のはじめの光からC2の工房の達人までのレベルは、授業と授業のあいだも生徒が電子工作に触れ続けるよい方法ですが、成績にはしないでください。問題は家で1人で解くもので、レベルが下がることはなく、結果は生徒がどれだけ時間を割けるかで決まります。やる気を高めるために使いましょう。希望する生徒は週の終わりに新しいレベルをクラスでシェアできますが、誰にも強制はしません。
正直に言うと、BlueGraysには、クラスの進み具合を先生に見せるパネルはありません。生徒がどのプロジェクトを終えたか、どの「自分で試す」課題を解いたか、クイズの結果はどうかを、アプリで見ることはできません。宿題を出したり、クラスを作成したりすることもできません。教育者向けパッケージのプレミアムコードを配った場合、マイコード画面に表示されるのは、どのコードが誰に使われ、いつ有効になり、いつ期限が切れるかだけです。これは進捗の管理ではありません。評価の証拠はいつでも、机の上の回路、提出シート、そして生徒自身の説明です。コードの配り方は授業向けのまとめ買いプレミアムコードで説明しています。

成績計算の例:1人の生徒の得点

LDRで作る常夜灯のプロジェクトに取り組んだグループで、Samさんが読み上げ係だったとします。提出授業での観察は次のとおりです。回路図を見てミスなく回路を組んだ(回路3)。しきい値は変更したが、新しい動作は加えなかった(コード2)。ifの行を説明し、しきい値を300ではなく600にすると、それほど暗くなくてもLEDが点灯すると言い、プログラム全体を順に説明した(理解4)。LEDが点灯しなかったとき、値をシリアルモニタに表示することを提案し、記録に書いた(デバッグ3)。提出シートに写真はあったが、接続表が抜けていた(記録2)。役割を果たし、隣のグループを手伝った(作業態度4)。得点の計算方法は2つあります。線形方式では、各観点の得点はレベルを4で割り、配点を掛けたものです。ゆるやかな換算では、レベルを1 = 50%、2 = 70%、3 = 85%、4 = 100%として数えるので、取り組み始めたものの苦戦した生徒が、ある観点でゼロに近い点になることはありません。

観点配点レベル線形方式の得点ゆるやかな換算
回路の組み立て2033/4 × 20 = 1585% × 20 = 17
コードと変更1522/4 × 15 = 7.570% × 15 = 10.5
理解と説明2544/4 × 25 = 25100% × 25 = 25
デバッグの過程2033/4 × 20 = 1585% × 20 = 17
記録と発表1022/4 × 10 = 570% × 10 = 7
作業態度、安全、チームワーク1044/4 × 10 = 10100% × 10 = 10
合計10077.586.5

Samさんの成績は、線形方式では100点中77.5点で、四捨五入すると78点です。ゆるやかな換算では86.5点、つまり87点になります。どちらの方式を選んでも、学期を通して同じ方式を使い、最初のプロジェクトの前に生徒に説明してください。そのうえで、パーセンテージを学校の評定の尺度に当てはめられます。表は数字以上のこと、つまり次に何をすべきかを教えてくれます。Samさんの最も低い2つの観点はコードと記録です。次のプロジェクトでは、新しい動作を加えること(たとえば暗くなったらLEDに加えてブザーを短く鳴らす)と、接続表を助けなしで作ることを目標にできます。配点と換算をスプレッドシートに入れておけば、レベルを入力するだけで24人全員の成績がすぐに出ます。

公平な評価:グループ活動、動かない回路、写したコード

  • グループ内の個人の貢献:成果物の観点(回路、コード、記録)はグループ全体に与えてかまいませんが、過程の観点(理解、デバッグ、作業態度)は常に個人ごとです。「この行は何をする?」でメンバーそれぞれに別の行を尋ねれば、この区別が自然に組み込まれます。役割(組み立て係、確認係、読み上げ係)はプロジェクトごとに交代させ、学期の終わりまでに全員がどの役割も少なくとも1回は担当するようにします。
  • 動かない回路:提出時にプロジェクトが動かなければ、回路は最大2にしますが、過程の観点は下げないでください。体系的にバグを探し、記録し、どこで行き詰まったかを説明できる生徒は、デバッグで3や4を取れます。必要なら、次の授業までに1回だけ修正を認め、回路の得点を評価し直してもかまいません。
  • 写したコード、既成のコード:既成のプロジェクトから始めるのは写すことではありません。授業ではもともと既成のコードを使います。本当の問題は、生徒がそのコードで何をしたかです。コードの観点は変更を、理解の観点は説明を見るので、ほかのグループから持ってきて理解していないコードは、その2行で自然に低い評価になります。シートの「どのプロジェクトから始めたか?」の行があることで、出どころを隠すのではなく明記する習慣が身につきます。
  • チャットボットで書いたコード:家で取り組むプロジェクトでは、コードがAIツールで書かれていることもあります。禁止するのではなく、提出時の口頭チェックを増やしてください。点が入るのは、コードを書いた人ではなく、コードを説明して変更できる生徒です。
  • 壊れた部品と欠席:グループのセンサーが壊れていたり、生徒が提出日に欠席したりした場合は、その日はルーブリックを記入せず、次の授業で机での短いチェックをして完成させます。教材が原因の問題が、生徒の成績に表れてはいけません。
  • 全員が同じ表を知っている:最初のプロジェクトの前に生徒と一緒にルーブリックを読み、各レベルの例を1つずつ見せてください。レベルの説明を知っている生徒は、成績に異議を唱える代わりに、次のレベルに進むには何をすればいいかを尋ねるようになります。

初めてルーブリックを試すのに、大きなプロジェクトを待つ必要はありません。LDRで作る常夜灯や信号機のような1回の授業で終わるプロジェクトから始めて、提出シートとチェックリストを一度使い、そのあとで配点をクラスに合わせて調整してください。もっと長いプログラムの最後に評価を置く場合は、5日間のArduinoワークショップの記事にある3分間の発表テンプレートが、これらのシートとよく合います。生徒がBlueGraysでプロジェクトを開くなら、部品リスト、回路図、そして「この行は何をする?」の質問のもとになるコードを理解のステップがすでにそろっています。各プラットフォーム20件、合計60件の無料プロジェクトから始められ、プレミアムプロジェクトに進むときは、生徒一人ひとりがサブスクリプションを契約する代わりに、プロフィール > 教育者向けパッケージから、自動更新のない1回きりの5個または10個のコードパックを購入して配れます。

よくある質問

Arduinoのプロジェクトはどう評価すればいいですか?

プロジェクトが動くかどうかだけでなく、回路、コード、理解、デバッグの過程、記録の5つの視点で評価します。それぞれを4段階のルーブリックで評価し、配点を使ってレベルを100点満点の得点に換算します。この記事の例では、成績の55%が過程から、45%が成果物から決まります。

ルーブリックとは何ですか?どう作ればいいですか?

ルーブリックとは、評価の観点とそのレベルを観察できる行動として書き表した採点表です。4〜6つの観点を選び、それぞれに3〜4段階のレベルを書き、「よい」のようなあいまいな言葉ではなく、机のそばで見て取れる行動を使います。配点は前もって決めて、生徒に伝えておきましょう。

動かないArduinoプロジェクトにも成績をつけるべきですか?

はい。回路の得点は限られますが、生徒がどのようにバグを探し、記録し、どこで行き詰まったかを説明できるかは、ほかの観点で得点になります。動かないプロジェクトでも、よいデバッグの過程は学びの確かな証拠です。

グループのプロジェクトで個人の成績をつけるには?

成果物の観点(回路、コード、記録)はグループに、過程の観点(理解、デバッグ、作業態度)は生徒一人ひとりにつけます。メンバー全員にコードの別々の行を説明してもらい、役割はプロジェクトごとに交代させます。

ロボットの授業でポートフォリオを作るには?

どのプロジェクトでも同じ項目を集めます。提出シート、回路の写真、短い動画、コードの元のバージョンと変更後のバージョン、バグ記録、自己評価です。リングファイルか学校のクラウドフォルダで十分です。大切なのは、プロジェクト番号とバージョンで一貫したファイル名をつけることです。

BlueGraysで先生は生徒の進み具合を見られますか?

いいえ。アプリには、クラスの進み具合を見るパネルも、宿題を出す機能も、生徒のクイズの結果を先生に表示する画面もありません。生徒は、終えたプロジェクトをマイ工房 > 完了したプロジェクトで自分の画面に表示して見せることができます。教育者向けパッケージを使っている場合、マイコード画面に表示されるのは、どのコードが誰に使われたかだけです。

全プロジェクトを見る
LDRで作る常夜灯
#12初級

LDRで作る常夜灯

暗くなると自動で点灯し、朝になると消灯する小さな常夜灯です。光センサーが部屋の明るさを測定し、Arduinoが十分に暗くなったらLEDを点灯させ、明るくなったら消灯させます。街灯が夕方になると自動で点灯する仕組みも理解できます。

4.8(102)
205
信号機
#3初級

信号機

毎日道路で見かける信号機の小さな模型です。赤が2秒点灯し、黄が一瞬点灯した後、緑が2秒点灯します。その後、再び黄を経て赤に戻り、この動作を繰り返します。3個のLEDを順番に点けたり消したりしながら、タイミングの組み立て方を学びます。

4.8(131)
397
LEDの点滅
#1初級

LEDの点滅

電子工作の第一歩は、1個のLEDを点けたり消したりすることです。Arduinoで短い間隔で点灯と消灯を繰り返すと、LEDが素早く点滅します。ボードが光を制御する仕組みを最もシンプルな形で確かめ、これから取り組むプロジェクトの基礎を身につけます。

4.6(188)
1127
ボタンでLEDを点灯(押している間のみ)
#9初級

ボタンでLEDを点灯(押している間のみ)

呼び鈴のように、押している間は点灯し、離すと消灯します。Arduinoはボタンの状態を常に読み取り、押されている間はLEDを点灯させ、指を離した瞬間に消灯させます。このシンプルな回路で、ボードが外部からの操作を検知する仕組みを学べます。

4.8(113)
229
LDRで光の強さを測定
#11初級

LDRで光の強さを測定

部屋の明るさを数値で見てみませんか?光に反応する小さな部品、LDRで周囲の光を測定し、Arduinoが0.5秒ごとにその値をコンピューターの画面に表示します。手で覆うと数値が変わる様子を確認できます。自動で点灯する常夜灯などのプロジェクトへの第一歩です。

4.6(81)
139
LEDの警察車両風点滅
#4初級

LEDの警察車両風点滅

警察車両の警光灯のように、赤いLEDが素早く3回点滅し、続いて青いLEDが3回点滅します。このパターンを途切れることなく繰り返します。Arduinoに2個のLEDと2個の抵抗をつなぐだけで、数分で組み立てられる、目を引く入門プロジェクトです。

4.7(103)
258
流れるLED
#5中級

流れるLED

LEDが次々に点灯し、光が走るように進みます。Arduinoが6個のLEDを1個ずつ短く点灯して消灯させることで、光が端から端へと移動し、また最初に戻ります。この簡単なプロジェクトで、1つのパターンで複数の光を制御する方法を学びます。

4.6(85)
207
HC-SR04で距離を測定(シリアルモニタ表示)
#27初級

HC-SR04で距離を測定(シリアルモニタ表示)

HC-SR04センサーは、コウモリが暗闇で道を見つけるのと同じ仕組みで動作します。人には聞こえない音を出し、その反響を捉えて前方の物体までの距離を測ります。Arduinoは0.5秒ごとに距離をセンチメートル単位でコンピューターの画面に表示し、3〜100センチメートルの測定値を示します。駐車センサーや障害物を避けるロボットなどのプロジェクトの基礎になります。

4.6(46)
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