スマホからArduinoにコードを書き込める?スマホとパソコンの使い分けガイド
スマホからArduinoにコードを書き込めるのか、Android(OTG)、iPhone、ESP32のOTA、Picoについて正直に答えます。比較表と、スマホとパソコンを組み合わせた手順も紹介します。
スマホからArduinoにコードを書き込めるかという質問への正直な答えは、「一部は可能。ただし、確実なのは今もパソコン」です。Androidでは、USB OTGケーブルとサードパーティ製アプリを使えば、UnoやNanoなど一部のボードにコードを書き込めます。ただし、すべてのスマホ、ボード、ライブラリに対応しているわけではありません。iPhoneでは、USB経由の書き込みは実質的にできません。ESP32への無線(OTA)書き込みは、OTAに対応したスケッチを事前にケーブルで書き込んでおいた場合にだけ使えます。Raspberry Pi PicoとMicroPythonなら、Androidでシリアルターミナルを開いてコマンドを入力できますが、ファイルの管理は手間がかかります。
BlueGraysもボードへの書き込みは行いません。アプリはプロジェクト、回路図、コード、コードを理解の解説を表示し、書き込みはパソコンのArduino IDEが担当します。この記事では、各方法を1つの表で比較し、スマホとパソコンを組み合わせて使う方法をステップごとに説明します。さらに、パソコンが手元にない日にスマホだけでできること、学校にパソコンが少ないときのクラスの回し方も紹介します。

コードの書き込みとは何か、スマホが苦手なのはなぜか
Arduino IDEで書き込みを押すと、2つの処理が行われます。まずはコンパイルです。C++のコードと、使っているライブラリが、ボードのプロセッサが理解できる機械語に変換されます。そのためには、ボードの種類に合ったコンパイラとボードパッケージが必要です。ESP32用とUno用は別々です。次が転送です。できあがったファイルがUSBケーブルを通ってボードに送られます。ボード上のUSBチップはパソコンからシリアルポートとして見え、ボード側で待っている小さな読み込みプログラム(ブートローダー)が、届いたコードをメモリに書き込みます。
スマホはこの2つの処理のどちらも苦手です。コンパイラやボードパッケージをスマホで動かすのは、デスクトップほど簡単ではありません。スマホの中でコンパイルするアプリもあれば、自社のサーバーで行うアプリもあります。転送では、スマホのUSBポートがUSBホスト(OTG)として動作し、アプリがボードのUSBチップを認識する必要があります。Androidはこれを許可していますが、iOSは一般に、アプリがUSBシリアル機器と通信することを許可していません。つまり、問題はスマホの性能ではなく、ツールや権限がそもそもスマホ向けに設計されていないことにあります。
方法を比較:どれがどんなときに使える?
次の表は、ボードをプログラムする代表的な方法を並べたものです。アプリ名は挙げていません。この種のアプリは頻繁に変わり、自分のスマホとボードで動くかどうかは、実際に試してみないと分からないからです。大まかな目安として、表の下に行くほど準備が簡単になるわけではなく、条件が増えるだけです。
| 方法 | 必要なもの | 使えるボード | 制限 |
|---|---|---|---|
| パソコン+Arduino IDE | Windows、macOS、Linuxのパソコン、データ通信対応のUSBケーブル、ボードパッケージ | Arduino、ESP32、ESP8266、PicoはThonnyでMicroPython | 初回の準備に15〜20分かかる。互換品ではドライバが必要な場合がある |
| Android+USB OTG+サードパーティ製アプリ | OTG対応のスマホ、OTGアダプターまたはOTGケーブル、ボードに対応したアプリ | 主にUnoやNanoなどの定番ボード。ほかはアプリしだい | すべてのスマホやUSBチップには対応していない。ライブラリ対応は限定的で、エラーメッセージも少ない |
| ESP32の無線(OTA)書き込み | 事前にケーブルで書き込んだOTA対応のスケッチ、同じWi-Fiネットワーク | ESP32とESP8266 | 最初の書き込みはケーブル。新しいスケッチにも毎回OTAの部分が必要。コンパイルは通常パソコンで行う |
| ブラウザベースのエディター | 最新のブラウザ、多くの場合はアカウント。パソコンに小さな補助プログラムが必要なものもある | エディターが対応しているボード | ほとんどがデスクトップのブラウザ向け。スマホのブラウザからボードへの書き込みは一般に非対応 |
| 学校、図書館、メイカースペースのパソコン | Arduino IDEとボードパッケージがインストール済みのパソコン | インストール済みのパッケージに応じてすべて | 管理者権限がないとドライバやパッケージをインストールできないことがある。事前にICT担当者に相談する |
| iPhoneやiPadをUSBで接続 | なし | 標準のUno、Nano、ESP32、Picoでは実質的になし | iOSはアプリからUSBシリアル機器へのアクセスを制限している。ここではスマホをガイドとして使う |
AndroidとUSB OTG:できることとつまずくところ
OTG(On-The-Go)とは、スマホのUSBポートがパソコンのように動作し、接続した機器を制御することです。準備は簡単そうに見えます。スマホのUSB-CポートにOTGアダプターを挿し、そこにボードの通常のUSBケーブルをつなぐか、一体型のUSB-C - USB-Bケーブル(Uno用)やUSB-C - Mini/Micro USBケーブル(Nano用)を使います。アプリがボードを認識すれば、コードをコンパイルするか、コンパイル済みのファイルを受け取ってボードに送ります。簡単なLEDのプロジェクトなら、本当に数分で終わることもあります。
実際には、次のような点でつまずきがちです。最初から知っておけば、「スマホでうまくいかなかったから、ボードが壊れているに違いない」という間違った結論を避けられます。
- スマホのOTG対応:最近のAndroidスマホの多くは対応していますが、ボードに給電しない機種や、設定でOTGをオンにする必要がある機種もあります。
- ボードのUSBチップ:純正品のUnoのUSBチップと、互換品に載っているCH340などのチップは別物です。アプリがボードのチップを認識しなければ、ボードはいつまでも表示されません。
- ライブラリ:LEDの点滅は簡単です。しかし、OLEDディスプレイやセンサー、Wi-Fiのライブラリが必要なプロジェクトは、スマホではコンパイルできなかったり、ライブラリの追加が面倒だったりします。
- エラーメッセージ:パソコンのArduino IDEなら、どの行にどんなエラーがあるかを教えてくれます。スマホのアプリでは、メッセージが短くあいまいなことがよくあります。
- ESP32とPico:これらのボードへの対応はアプリによって大きく異なります。Unoに対応しているアプリが、ESP32にも対応しているとは限りません。
iPhoneとiPad:USBでの書き込みが実質的にできない理由
iOSは一般に、App Storeのアプリがスマホに接続したUSBシリアル機器と直接通信することを許可していません。Arduino Uno、Nano、ESP32、Picoは、パソコンにつなぐとシリアルポートとして認識されます。iPhoneやiPadはこの接続をアプリに開放していないため、ケーブルでの書き込みは実質的に不可能です。Bluetooth経由でプログラムできるように特別に設計されたボードやキットもありますが、標準のUnoとは別物です。手元にiPhoneしかない場合は、コードの書き込みではなく、プロジェクトを読む、回路図を見る、コードを理解するために使い、書き込みはパソコンで行ってください。
ESP32の無線(OTA)書き込み:最初の1回はケーブルで
OTA(Over-The-Air)とは、Wi-Fi経由で新しいコードをボードに送ることです。「無線なら、スマホからできる」と思いがちですが、条件が2つあります。1つ目は、Wi-Fiに接続してOTAのリクエストを待ち受けるスケッチが、事前にケーブルでESP32に書き込まれていることです。新品のボードが自分からOTAを待つことはありません。2つ目は、新しいスケッチにも毎回このOTAの部分を入れることです。OTAの部分がないスケッチを送ると、次の更新にはまたケーブルが必要になります。ボードの概要と最初の準備はESP32とは?の記事で説明しています。
OTAのいちばん一般的な使い方は、やはりパソコンからです。Arduino IDEは、同じネットワーク上のESP32をポートの一覧にネットワークポートとして表示し、コードは無線で送られます。OTAのスケッチの中には、ボード上に小さなWebページを開くものもあります。そのページからコンパイル済みのファイル(.bin)を選んで書き込むことができ、ページはスマホのブラウザでも開けます。ただし、そのファイルを作るためのコンパイルは、通常やはりパソコンで行います。つまりOTAは、天井に取り付けたセンサーを取り外さずに更新するには最適ですが、パソコンなしでプログラムする手段ではありません。OTAを使う場合は、スケッチにパスワードを設定し、ボードに分かりやすい名前(例:living-room-sensor)を付けてください。同じネットワークに複数のESP32があっても、ポートの一覧で名前からどれがどれか分かります。
Raspberry Pi PicoとMicroPython:スマホからREPLを使う
Picoは少し事情が違います。MicroPythonはパソコンでコンパイルしません。ボードの中でインタプリタが動き、送られた行をその場で実行します。そのため、AndroidでOTG経由で接続したシリアルターミナルアプリを開けば、ボードのコマンドライン(REPL)にアクセスできます。from machine import Pinと入力して内蔵LEDをオン・オフする、センサーの値を読む、エラーがどの行にあるかを確認するといったことは、この方法でできます。
手間がかかるのはファイルの扱いです。Picoが起動時に自動で実行するmain.pyの保存、複数のファイルやライブラリのアップロード、古いファイルの削除はターミナルからでもできますが、時間がかかり、ミスも起きやすくなります。パソコンのThonnyなら、これらが数回のクリックで済みます。Picoの準備方法はRaspberry Pi Picoとは?の記事で紹介しています。スマホのREPLは実験と確認のための道具、Thonnyは本来の作業場所と考えてください。
スマホとパソコンの役割分担:どちらで何をする?
スマホをパソコンの代わりにしようとするより、それぞれに別の役割を持たせるほうがずっと効率的です。スマホはいつも手元にあるので、読む、計画する、回路を組みながら確認するのに向いています。パソコンはコンパイル、書き込み、デバッグのためのものです。BlueGraysでは、この役割分担が自然に決まります。
| 作業 | スマホ(BlueGrays) | パソコン |
|---|---|---|
| プロジェクトを選ぶ | プロジェクトの一覧、絞り込み、「プロジェクトさがし」 | 不要 |
| 部品を確認する | 必要な部品の一覧、個数 | 不要 |
| 回路を組む | 回路図、拡大表示、ギャラリーに保存 | 必要なら回路図を大きな画面で開く |
| コードを理解する | コードを理解:要約、ステップごとの解説、自分で試す | 不要 |
| コードを書き込む | ソースコード > リンクをコピーまたはコピー | Arduino IDE(PicoはThonny) |
| テストとデバッグ | プロジェクトの動画との比較、トラブルシューティング | シリアルモニタ、エラーメッセージ |
コードをスマホからパソコンに移す方法は3つあります。リンクをコピーは、プロジェクトのコードをパソコンで開くための、短時間だけ有効なリンクを作ります。パソコンのブラウザでリンクを開くと、コードをコピーボタン付きでコードが表示されます。コピーはコードそのものをスマホのクリップボードにコピーします。自分宛てのメモやメッセージとして送りたいときに便利です。3つ目はbluegrays.comです。無料のプロジェクトのコードはWebのプロジェクトページにも表示されるので、プロジェクト名で探してそこからコピーできます。プレミアムのプロジェクトでは、リンクをコピーがいちばん早い方法です。プロジェクトページのほかのセクションは、プロジェクトページの使い方ガイドで詳しく説明しています。
ステップごとに:スマホのプロジェクトをパソコン経由でボードに書き込む
例として、無料のLEDの点滅プロジェクトを考えます。同じ流れは、ESP32のESP32の内蔵LEDを点滅のようなプロジェクトにも当てはまります。パソコンにArduino IDEがインストール済みであることを前提にしています。まだの場合は、先にArduino IDEのインストール方法の記事の手順に従ってください。
- スマホのBlueGraysでプロジェクトを開き、必要な部品の一覧にある部品を机に並べます。
- 回路図を見ながら回路を組みます。その間、ボードのUSBケーブルは抜いておきます。
- ソースコードのセクションでリンクをコピーをタップし、「コードのリンクをコピーしました。」というメッセージを確認します。
- リンクを自分宛てに送ります。自分へのメール、メモ、メッセージアプリの自分とのチャットなど、どれでもかまいません。
- パソコンのブラウザでリンクを開きます。ページにはコードと、リンクの残りの有効時間が表示されます。コードをコピーをクリックします。
- Arduino IDEで新しいスケッチを開き、中身を消してコードを貼り付け、すぐに保存します。保存すれば、リンクの有効期限が切れても問題ありません。
- ボードをUSBでつなぎます。「ツール」メニューから正しいボードとポートを選びます。
- 書き込みをクリックし、下のコンソールに書き込み完了のメッセージが出るまで待ちます。
- 結果をスマホのプロジェクトの動画や説明と比べます。動かない場合は、トラブルシューティングのセクションとシリアルモニタを確認します。
リンクの有効期限が切れている場合は、ブラウザにそのことを伝えるページが表示されます。アプリでもう一度リンクをコピーをタップして、新しいリンクを作るだけです。Picoのプロジェクトでは、手順6と7をThonnyで行います。インタプリタにMicroPythonを選び、コードを貼り付け、必要ならボードにmain.pyという名前で保存して、「実行」をクリックします。プロジェクトにライブラリが必要な場合はArduinoにライブラリを追加する方法の記事を、ポートが表示されない、または書き込みでエラーが出る場合はArduinoに書き込めないときの記事をご覧ください。
パソコンが手元にないときにスマホだけでできること
パソコンが空くのが夜だけだったり、学校でしかパソコンを使えなかったりする場合は、日中のすき間時間を書き込みの準備に使えます。たとえば夜にパソコンを使える時間が20分あるとします。日中に次のことをスマホで済ませておけば、その20分はすべて書き込みとテストに使えます。
- 回路を組む:ボード、ブレッドボード、部品が手元にあれば、回路図を見ながら回路を最後まで組めます。ボードは書き込みのときに後からパソコンにつなぎます。
- 回路図を保存する:ギャラリーに保存で回路図をスマホに保存しておけば、回路を組むときにインターネットなしで開けます。
- コードを理解する:要約とステップごとの解説を読みます。各行の働きを事前に知っておけば、書き込み後のエラーも早く見つけられます。このセクションの詳細は「コードを理解」と「自分で試す」の記事にあります。
- 「自分で試す」の課題を紙で解く:課題の変更内容(例:待ち時間の変更)を紙に書き、どうなるかを予想します。パソコンの前では試して予想を確かめるだけです。
- シミュレーターで試す:ブラウザで動くシミュレーターなら、ボードなしで回路とコードを試せます。スマホの画面では使いにくいので、タブレットや学校のパソコンのほうが向いています。詳しくはTinkercadでArduinoをシミュレーションの記事をご覧ください。
- 今日のクイズ:毎日の短いセットで考え方を復習します。仕組みは今日のクイズの記事で説明しています。
- ツール:LEDの抵抗はLED抵抗計算ツールで、抵抗の値は「カラーコード」ツールで、スマホから調べられます。18のツールすべては電子工作の計算アプリの記事で紹介しています。
もう1つ覚えておきたいことがあります。一度書き込んだコードはボードのメモリに残り、ボードはパソコンなしで動きます。学校や友だちのパソコンで書き込んだ場合は、ボードを家に持ち帰ってUSB充電器やモバイルバッテリーにつなぐだけで十分です。新しいコードを書き込むまで、電源を入れるたびに同じプログラムが動きます。Picoの場合は、ボードにmain.pyという名前で保存したファイルがこれに当たります。ESP32やRaspberry Pi Pico Wを使っているなら、BlueGrays IoTで書き込み後のボードをスマホから操作することもできます。マイ工房 › マイデバイス › 新しいデバイスを追加で8つのテンプレートから1つを選ぶと、Ohmiがデバイスキー入りのコードを用意するので、BlueGraysIoTライブラリを使ってArduino IDEから1回書き込みます。そのあとは、スイッチ、リアルタイムの値、グラフがスマホで使えます。2.4 GHzのWi-Fiが必要で、最初のデバイスは無料です。手順はESP32をスマホから操作するガイドにあります。
学校のパソコンが少ないなら:ステーションのローテーション
スマホとパソコンの役割分担は、授業でも役に立ちます。たとえば生徒24人のクラスで、キットが8セット、パソコンが3台しかないとします。3人ずつ8グループに分ければ、授業中にパソコンが必要な作業は書き込みだけで、1グループあたり5分もかかりません。パソコン3台なら、8グループは3回に分けて書き込み(3 + 3 + 2)、合計で約15分です。残りの時間、各グループは机でスマホを使って作業します。
| 段階 | 場所 | やること | 時間 |
|---|---|---|---|
| 授業の前 | パソコン3台 | 先生がリンクをコピーで各パソコンにコードを開き、Arduino IDEに貼り付けて保存し、ボードとポートを確認する | 10分 |
| 1.準備 | グループの机、スマホ | プロジェクトを開き、コードを理解の要約を読み、コードが何をするかを1文で書く | 8分 |
| 2.回路 | グループの机、キット | USBをつながずに回路図どおりに回路を組む。グループの1人が配線を回路図と照らし合わせて確認する | 10〜12分 |
| 3.書き込み | パソコンのステーション | グループがボードとケーブルを持ってきて書き込み、結果をテストして机に戻る | 1グループあたり5分 |
| 4.自分で試す | 机、その後ステーション | 課題を紙で解いて予想を書く。空いているステーションがあれば、変更を書き込んで試す | 残りの時間 |
順番が混乱しないように、グループに書き込みの順番どおりの番号を付けて黒板に書いておきます。1つのグループがステーションにいるのは最大5分です。問題が解決しなければ机に戻ってトラブルシューティングを確認し、次に空いた枠でもう一度来ます。役割分担、キットの管理、ヘルプの順番待ちなどの詳細は、大人数のクラスでArduinoを教えるの記事にまとめています。
ケーブル、電源、タブレット、Chromebook:短い回答
| 質問 | 短い回答 |
|---|---|
| どのOTGケーブルが必要? | スマホに合うOTGアダプターとボード付属のUSBケーブル、または一体型のUSB-C - USB-B(Uno)やUSB-C - Micro USB(Nano)のケーブルです。ケーブルはデータ通信に対応している必要があります。充電専用ケーブルでは、ボードは表示されません。 |
| スマホからボードに給電できる? | OTG対応のスマホの多くは給電できます。Unoと数個のLEDなら十分です。モーター、サーボ、リレーには足りず、スマホの電池も早く減ります。 |
| タブレットで書き込める? | Androidタブレットの条件はAndroidスマホと同じです。iPadでは、USBでの書き込みは実質的にできません。Windowsタブレットは実質的にパソコンなので、Arduino IDEをインストールできれば通常の方法で書き込めます。 |
| Chromebookでも使える? | 一部のChromebookでは、Linux開発環境を有効にしてArduino IDEをインストールできます。Chromebookに対応したブラウザベースのエディターもあります。学校が管理している端末ではこれらの機能が無効になっていることがあるので、まずICT担当者に確認してください。 |
| コードはボードに残る? | はい。新しいコードを書き込むまでプログラムはボードのメモリに残り、ボードに電源が入るたびにまた動きます。 |
| BlueGraysがボードにコードを送る? | いいえ。BlueGraysはプロジェクト、回路図、コードとその解説を提供します。ボードへの書き込みはArduino IDEまたはThonnyが行います。 |
| 書き込んだあと、ボードをスマホから操作できる? | ESP32またはRaspberry Pi Pico Wなら、できます。BlueGrays IoTでは、コードをArduino IDEから1回書き込めば、そのあとはスイッチやリアルタイムの値をスマホから扱えます。無料プランではデバイス1台、1つの値のグラフ履歴、24時間分の履歴、プレミアムではデバイス10台、20の値のグラフ履歴、30日分の履歴が使えます。 |
まとめると、スマホはArduinoを学ぶ間いつも手元にあるガイドで、パソコンはコードをボードに届ける道具です。日中にスマホでプロジェクトを選び、回路を組み、コードを理解し、課題を紙で解いておけば、パソコンの前の数分は書き込みとテストだけに使えます。この進め方を試してみたい場合は、スマホにBlueGraysをインストールして、無料のプロジェクトのどれかから始めてみてください。
よくある質問
スマホからArduinoにコードを書き込めますか?
Androidでは、USB OTGケーブルと対応アプリを使えば、UnoやNanoなど一部のボードに書き込めます。ただし、すべてのスマホ、ボード、ライブラリに対応しているわけではありません。iPhoneでは、USBでの書き込みは実質的にできません。確実な方法は、パソコンのArduino IDEです。
iPhoneでArduinoをプログラムできますか?
iOSはアプリからUSBシリアル機器へのアクセスを制限しているため、標準のArduinoボードをiPhoneにUSBでつないでプログラムすることはできません。iPhoneはプロジェクトを読む、回路図を見る、コードを理解するために使い、書き込みはパソコンで行ってください。
OTGケーブルでArduinoにコードを書き込めますか?
スマホがOTGに対応していて、使うアプリがボードのUSBチップを認識すれば可能です。互換品のチップにはすべてのアプリが対応しているわけではなく、ライブラリが必要なプロジェクトはスマホでコンパイルできないこともあります。
スマホからESP32にコードを書き込めますか?
OTA対応のスケッチを事前にケーブルでESP32に書き込んでいれば、新しいコードをWi-Fi経由で送れます。OTAのスケッチの中には、スマホのブラウザからファイルを書き込めるものもあります。ただし、そのファイルのコンパイルは通常パソコンで行い、新品のボードはOTAを待ち受けていません。
パソコンなしでArduinoを学べますか?
回路を組む、回路図を読む、コードを理解する、シミュレーターで試す、クイズに答えるといったことは、すべてスマホでできます。ただし、実際のボードにコードを書き込むには、ほとんどの場合パソコンが必要です。学校や図書館のパソコンでも十分です。
BlueGraysはArduinoにコードを書き込みますか?
いいえ、BlueGraysはボードへの書き込みを行いません。アプリはプロジェクト、回路図、コード、「コードを理解」の解説を表示します。コードは「リンクをコピー」でパソコンに移し、Arduino IDEまたはThonnyで書き込みます。
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LEDの点滅
電子工作の第一歩は、1個のLEDを点けたり消したりすることです。Arduinoで短い間隔で点灯と消灯を繰り返すと、LEDが素早く点滅します。ボードが光を制御する仕組みを最もシンプルな形で確かめ、これから取り組むプロジェクトの基礎を身につけます。

信号機
毎日道路で見かける信号機の小さな模型です。赤が2秒点灯し、黄が一瞬点灯した後、緑が2秒点灯します。その後、再び黄を経て赤に戻り、この動作を繰り返します。3個のLEDを順番に点けたり消したりしながら、タイミングの組み立て方を学びます。

ボタンでLEDを点灯(押している間のみ)
呼び鈴のように、押している間は点灯し、離すと消灯します。Arduinoはボタンの状態を常に読み取り、押されている間はLEDを点灯させ、指を離した瞬間に消灯させます。このシンプルな回路で、ボードが外部からの操作を検知する仕組みを学べます。

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暗くなると自動で点灯し、朝になると消灯する小さな常夜灯です。光センサーが部屋の明るさを測定し、Arduinoが十分に暗くなったらLEDを点灯させ、明るくなったら消灯させます。街灯が夕方になると自動で点灯する仕組みも理解できます。

ESP32でLEDを点滅
ESP32のGPIO出力の基本を学びます。デジタルピンからLEDを点灯・消灯させて、点滅させます。Arduino UNOの定番のLED点滅プロジェクトのESP32版です。Arduino環境で使う基本的な点滅コマンドは同じですが、ESP32のピン配置と3.3 VのGPIO電圧レベルはArduino UNOとは異なります。

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ESP32 DevKit V1に内蔵された青色LEDを点滅させます。外付け部品は不要です!ESP32を購入したら、最初に試すプロジェクトです。GPIO 2が内蔵LEDにつながっています。

Raspberry Pi Picoの内蔵LEDを点滅(PicoとPico W)
Raspberry Pi Picoシリーズの最初のプロジェクトです!ボード上の緑色LEDを点滅させて動作を確認する、定番の「Hello World」に相当する実験です。外付け部品は不要で、PicoとUSBケーブルだけで始められます。コードはMicroPython(Raspberry Pi Foundationが公式にサポートする言語)で書きます。Thonny IDEでmachine.Pinクラス、Pin.OUTモード、led.on()/off()メソッド、time.sleep()を学びます。シリアル(REPL)出力で、切り替わる様子をリアルタイムに確認できます。

HC-SR04で距離を測定(シリアルモニタ表示)
HC-SR04センサーは、コウモリが暗闇で道を見つけるのと同じ仕組みで動作します。人には聞こえない音を出し、その反響を捉えて前方の物体までの距離を測ります。Arduinoは0.5秒ごとに距離をセンチメートル単位でコンピューターの画面に表示し、3〜100センチメートルの測定値を示します。駐車センサーや障害物を避けるロボットなどのプロジェクトの基礎になります。
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